こんにちは🌞
昨今の状況も相まって、言葉の扱い、コミュニケーションの必要性や質について考える機会が増えました。
ポロッと言ってしまったこと、言葉が足りなかったこと、逆に余計に言いすぎたこと、そもそもの言葉のチョイスが適切ではなかったね、なんてこと。
ああ、なんであんな事を言ってしまったんだろう。経験が足りなかった、想像力がなかった、思慮がなかった。
思い出せば決まって穴に入りたいと思うぐらい恥ずかしく、ぎゅっと小さくなる。アチャー。はあ。←ここまでがひとまとまり。
そして、人を傷つけてしまったかもしれないなと思うと同時に、かつて言われて傷ついてきたことなどぼんやりと思い起こされます。あらー。
「あ、しまった・・」
わたしの思っている事が伝わってなさそうだ。チョイスがまずかったな。こんなとき、あります。しょっちゅう。
だけど一度発してしまった言葉はもう取り返しがつかない。
言ってよかったのか?言わなかった方が正しいのか?わかりません。それでも言ってしまった。
つい言ってしまった後に「ごめんなさい、言い方が悪かったです。こういう意味で言いました。」ともし伝えられればその場での最善を尽くしたと言えます。
その後の相手の反応は「なんだ!そういう事だったのね〜笑」なのか「ふーん、あっそう!怒」なのかはわからないけど、最善は尽くしたのです。
○健全なコミュニケーションってなんだろう
これは相手が話し合いをできる状況なのか、そもそもの関係性に大きく左右されますが・・・
まず素直に思うことを出し合い、話し合い、自分と他人との違いを認め合い、そりゃ大変だねと寄り添ったり、こうすべきと決めつけず、想像し、理解をし、共有し、建設的に関われたらいいなと思います。
時には話し合いを通り越して、怒ったり怒られたりすることもある。
でもバランスを取りながら、また話し合いに戻れる。
そして、コミュニケーションをとる目的は、自分にとっては気に入られよう、統一しよう・させよう、ではないよね。そんなふうに思います。
でも人と人が関わり合うことは単純なことばかりでも綺麗なことばかりでもありません。とても複雑です。
たとえ最善や誠意を尽くしても、あなたとは意見が合わないな、残念だ。あなたのこと嫌い。と相手が立ち去ってしまったり、一方的に終わってしまったりすることもある。
また、少しのことでこじれたり、変なふうに好かれたり、もう時間が随分経ってしまって修復できないかな、できることはもうないのか、、、なんて途方に暮れる事もあるといえばある。
そんな時はひとりぼっちでくよくよするよりは、「あー残念だったよね」と信頼できる人に聴いてもらいたいし、それからひとりで「うん、残念だったよね」ともう一度味わいたい。
人とのコミュニケーションに疲れたとしても、やはり人と関わりたい、という純粋な望みに戻ってくるのはわたしにとっては「健全」で、安心や幸せに繋がってくるとも思います。
○コミュニケーションの大前提と、大切にしたいこと
自分の思うこと、受け取ったことも事実。
相手がどう思うか、受け取るか、何を言うかはこちらには選べないのも事実。
でも、これからポロっと言う前に少し待ってみて、自分自身に対しては選べることがある。言うか言わないか。心掛けたいと思うこともあるよなぁと。何ができるのか。
例えば、生徒としてレッスンを受ける立場でも、先生としてレッスンをする立場でも、年下でも年上でも、親でも子どもでも。男でも女でも。
言葉をあつかうとき、人と関わるとき、おんなじ人としてフェアでありたいなと思うのです。
○「フェアでありたい」
これは人にも自分にも、敬意を示したいなということでもあります。
それを選べなかったことがあるからそう思うのかもしれません。
また、周りにいる人からフェアに扱われたこと、素敵な言葉を受け取って嬉しかったこと、救われたなぁと思うこともたくさんあり、わたしもそんなふうになってみたいな、と思うのです。
いろんな過去が恥ずかしくても、決めて行動できるのは今。気を取り直して。笑
できることは、まず自分と向かい合うこと、目の前にいる人と向かい合ってみることです。
(時と場合によっては戦って消耗することはない、さっさと逃げるのも生き延びる手段と思います。笑)
○やってみたいことのあれこれ。
*自分自身にできること
好き嫌いを問う。自分の基準や価値観(こだわり)ってなんだろう。安心安全を確保する。
事実に沿って言葉をストックする。言語化する。(見る。書く。読む。聴く。表現する。)
自立的な考えや行動。
(自分との関わり、内向的、インプット)
自分自身にできることをしながら、
*人とできること
周りの場所や人に目を向けてみる。人を全体的に見てみる。
話を聴く。自分の思い込みを一旦置いておき、相手の事実を認める。相手の状況を想像する。伝えてみる。話してみる。手渡してみる。触れる。待つ。
(他人との関わり、外向的、アウトプット)
・演奏することもコミュニケーション。
・言語化は拙くてもOKを出すこと。準備をし続けてみる。
・言い方を工夫する。どうしたら伝わりやすいのか、論理的・建設的な言い方を心がける。
・言葉のチョイスを間違っても一度出したものには責任をもち、次の行動を選び直す。
・言うか言わないかは自分が選べる。言葉も相手の状況によって選びなおす。相手が言ったことを受け取るか受け取らないかも自分が選べる。
・最終的に相手がどう思い、行動するかは自分には選べない。相手が選ぶ。
コミュニケーションというテーマ。
自分がどうなりたいか、在りたいか、人とどう関わりたいか、が軸になっています。
自分も相手も大切にしながら、コミュニケーションをとりたい。
大きなテーマな気もしますが、コミュニケーションはいつでもごく身近なところにあります。匙加減は時間をかけて少しずつ学んでいこうと思います。
また次回😆