おかべあさみのブログ

クラリネットを吹いています。アレクサンダー・テクニークの資格(ATI)を取るためSelf Quest Lab在籍。

望みをクリアにできるということ

 

大学を卒業してからの数年、自分はどんな事をやりたいのかな、音楽について、仕事をしていくことや人との関係性、これまでの事これからの事、、、考えて実践し生きてきたけど、改めてハッとするような出来事に出会ったので書いてみようと思います。

 

先日、アレクサンダー・テクニークの先生でもある渡邊愛子さんに、コーチングセッションというものを受けた時のお話し🌷

 

コーチングセッション自体、受けるのは初めて。私が達成したい目標や、やりたいこと、好きなこと、望みを掘り下げていくところからスタートした。

この時点で、なんだかわくわく。好きなことを話してる時は生き生きしてくる!

コーチと対話をしていきながら、私が主軸で話を進める。コーチは質問を重ねながら具体的に期間はどれくらいで、具体的にはいつから何をしましょうか?など、細かい目標設定をするところまでサポートをしてくれた。

ただ、あくまでコーチの役目はサポートであって、アドバイスやジャッジ、誘導などはしない。ほお。。。なんだか安心できる。

 

話していく中で、わたしはなにげなく今いる環境や自分が持っているものから消去法で目標や望みを設定しようとしていた。

しばらくその話に耳を傾けていた愛子さんがふと「もしも制限がなかったとしたらどうですか?」という問いを手渡してくれた。


・・制限がなかったら?

うーん。すこし困りつつ、考えてみた。

いま現在、自分の中に持っているものからしか次の何かを望めないとなぜか思っていた。

なぜだろう。。

そう思うと、現実問題それって可能なの?とか、そんな年齢で、そんなんで生きていけんのかよ、とか、、、あらあら、たくさん何か小言が聞こえる。なんだかわたし自身をジャッジしているひとがいる。忙しいねぇ。笑

 

ちょっと決めつけをしたがる自分を横に置いておき、奥の方にいる自分になにがしたいの?と聞いてみた。

すると、びっくり。

「何年後かわからないけど、田舎に住みたい。小さくてもいいから庭で畑を耕して野菜とか、育てたい。それを朝ごはんにして食べたり・・したい・・・」(笑)

小さな夢だと思う。人に伝えたことのない些細な夢。バカにされるかも、とか思ってた。(一体誰に?笑)

 

それを皮切りに、自分の中にとっておいた望みがどんどんと口をついて出た。

こんな仕事をして、こんな空間で、こんな人と出逢えたら楽しいだろうなとか。

これは好きで、これは嫌い!とか。(わがまま)

愛子さんはとても楽しそうに聴いてくれました、、、😌(love)

 

望むことや夢を持つことはその人の権利。大人でも子どもでも。とても自由だな、と気づいた。

いろんな関係性やしがらみの中で人は生きているけど、、、望むこと自体に制限はない。叶うか叶わないかは知らない。だけど、本当にただ自由なんだなと。


それと関連して。。

アレクサンダー・テクニークのレッスンに行くと先生からまず「今日は何をしたいですか?」という質問をされる。

これは、その日の生徒の「望み」やテーマを聞いているわけです。。

 

その質問に対して、

(そうだなあ。。今日は、まぁこのテーマで良いかなー。)

と思っている自分が過去に居たことに気づいた。

何気なくそう思っていた。「これでいいかな〜」が悪いわけではなくて、多くを望まないし、期待しない。いつからかそんな習慣があったことに気が付いた。

 

「今日は何をしたいですか?」の形を変えて

「5年後、10年後、何をしたいですか?(どうなっていたいですか?)」でもいいし、

「いま、わたしは何を望んでいるんだろう?」と立ち止まって心の中で聞いてみてもいい。

 

 

いつでも、自分の望みはクリアにできる。

クリアであればあるほどいい。探究の質は興味があるからこそ、と気付くことができる。

もしもクリアでなければ、なんでだろう?と覗いてみる。

ないのなら、わくわくするものを探してみる。

見つからないなら、出てくるまで待ってみる。

「叶いっこないよ!」という思い込みを置いておいて、やはりいつでも望むのは自由。

そして、目の前にいるのがレッスンを受けに来てくれている生徒だとしても同じことだな〜。

 

アレクサンダー・テクニークのレッスンで、まず生徒の望みを聞く、そこを主軸にしている理由は望むことが自分と向き合うことの始まりだからなんだな、と思えた出来事でした。

 

望みを人に話しているときのドキドキと安心感の入り混じった気持ちと、身体のワクワクした感じ。心が震えるような感覚。

心が震える、これが原動力なんだといつでも取り出せるように何度も思い出そう😌

 

素晴らしい経験に感謝😌ありがとうございました。